エターナル・サンシャイン

静岡ピカデリー1階でのSBSふれあい試写会。
喧嘩別れした彼女の記憶を消す会社に依頼した男性が彼女との記憶を遡り消していく施術中に心変わりして、記憶の夢の中で彼女と逃避行をする。
夢というか記憶というか深層心理というか、そういった脳の働きについてある程度の知識があれば、現実が脳内に投影された映像からふわふわしたような浮遊感みたいな居心地の悪さを感じるのではないだろうか?
記憶消去中の夢、それは実体験に基づいて、他にさまざまな要素で影響されて映像化されたもの。夢そのものをスクリーンに映し出したような感じだ。
ロシア映画みたいな暗さ、冷たさを感じた。
設定やストーリーがありきたりな分、構成で意外性を出そうという部分が見えすぎていて萎える部分はあったが、映像としての見応えはある。