ホリデイ

ミラノ1の19:05の回。

CMの効果か、ミラノスタートの割りに客入りは良く、30人強。

大体このくらい入ると興収30億前後までいくことが多いんだけど、なんか意外な感じ。

ホリデイってクリスマス休暇なんだね。公開時期を考えて欲しかった。

個人的にはキャメロンがかわいければOKだと思ってたけど、そこは微妙だったかな。

なんか目の周りにクマがあるし、厚化粧っぽいし。でもサービスシーンが多くて嬉しかった。

あとはひたすら上手さが目立つ作品だった。2人の対比がなにより上手い。

前半はLAパートは付けたしで、キャメロンの引きたて役なのかと思った。

でも人と人との触れ合いの中からいろんなものを与えられて、それが血となり肉となり、

内の深いところから湧き上がってくる強さといった、人が変わっていく説得力は

ケイト・ウィンスレットのパートの方が優れていたし感動的でもあった。

つーかキャメロンは変わってないもんね。そこがいいんだけど。

女目線で描かれている映画だけど、男目線で見ても決して女やストーリーに

都合のいい男ではなく、男の気持ちもかなり描き込まれていて、その点も好感が持て

深みにもつながってると思う。

ストーリーに表面上の意外性や刺激はないけど、丁寧に温かく作られている。良作という

評価がふさわしい。キャメロンは奔放でありながら純情だし、ケイトはおしとやかでいて笑うと素敵。ジュード・ロウは誠実ながらもキザ、そしてジャック・ブラックはやっぱり歌ったし、スターが自然体でいるような、リラックスできる作品だった。



十分満足したので「蟲師」のレイトはパスしてあかつき屋へ。コラボ企画の告知あり。

3店舗めが静岡の有名店とあったけど、静岡に有名なラーメン屋なんてあるか?強いて言えば両替町にあった「一本」が有名ではあったけど。