加藤一二三九段のこと


ねちねちとこんなことを書くのも嫌なんだけど。
ここのところ、はてなブックマークに障害が出すぎなんだよ。
だいたい、苦労して入力したものが消えるって、どういうこと?
いろんな人がアクセスして過負荷になってるのは仕方がないけどさ。
すみません、の表示が舌ベロ出した犬にバカにされてるみたいでムカつく。
きれちゃいそうになるよ。


つーことで、「ねこだいすき」と縦書きしてみた。
しかしさ、この犬ッコロの画像は「申し訳ありません」の顔じゃねーよな。犬好きの奴はなにを考えてるんだろうと思う。


猫好きの俺としては猫好きの人が好き。
猫好きだと知ったら好きになるし、もともと好きな人が猫好きだったらますます好きになる。つーか、猫好き独特の感性を好きになるんだろう。好きな人が猫好きだったというケースが多い。
ああ、やっぱり、って感じで。


そんな俺が好きな人の一人に「ひふみん」こと加藤一二三九段がいる。
右の動画の50秒からは傑作。打った羽生と解説のひふみんの2人しか分かってない。なのにひふみん、解説もしないで一人で納得してウヒョーとか言って一人で喜んでる。「詰んでますもんね」「歩の数がぴったりだから」って、分かんねーよ!話をあわせてる女流棋士の困ってる顔が目に見えるようだ。

加藤一二三伝説
http://2chart.fc2web.com/123.html

  • 羽生善治「加藤先生の場合は相手を見ずに盤面しか見ていない。」
  • 全ての昇級の最年少記録を持っている
  • 敬虔なカトリックのため「一分将棋の神様」と呼ばれるのが嫌、「一分将棋の達人」と呼ぶように懇願
  • 常に最前の一手を考えるため、持ち時間がすぐになくなる。六手目に二時間近い長考をし、一手に七時間を掛けたこともある
  • マイストーブを対局室へ持ち込み、対局者に向けて対局開始
  • 立会人の時は、対局者に気を使う、蛍光灯の明りの量まで調整。米長会長に「対局者じゃないんだから落ち着け」と注意される。
  • ネクタイが異常に長い、「人から見て長く見えるのはわかっています。でも自分ではまだ短いように思うのです。」戦いに挑む闘志の現れ

ニコニコ動画のアカウントをもっている方はこちらもどうぞ。
http://www.nicovideo.jp/search/%E3%80%90%E3%81%B2%E3%81%B5%E3%81%BF%E3%82%93%E4%BC%9D%E8%AA%AC%E3%80%91


タイトル戦の最中に、雨宿りしてる猫に向かって「ハロー、君たちも将棋に興味があるのかい?」って・・・。
そんなひふみん、将棋の世界では年齢的なものもあって、もはやタイトル戦も争うべくもない。しかし堂々の現役、それもまだB級でがんばってる。2007年には永遠に破られることがないであろう、通算1000敗の大記録を達成。
でもこの時に思ったのよ。一部に妙な人気があっても、次にひふみんが新聞で取り上げられるのは・・・結構寂しい気持ちになる内容なんだろうな、と。


そして今朝。ふと見たasahi.comのニュースに「将棋の加藤九段」の文字。

「野良猫餌やりやめて」 将棋の加藤九段を近隣住民提訴


 自宅の庭に来る野良猫への餌やりで迷惑を受けたとして、将棋の加藤一二三(ひふみ)・九段(68)=東京都三鷹市在住=の近隣住民らが、加藤九段を相手取り、餌やりの中止や約640万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁八王子支部に起こした。
http://www.asahi.com/national/update/1210/TKY200812100330.html

弛まず歩み続ける者の後ろから、伝説はついていく。