ジェネラル・ルージュの凱旋〜役者はカッコいいが

静岡東宝4階で19:00の試写会。
SBSファミリーサークルの主催で、前説に伊藤圭介アナウンサーが新人女子アナを引き連れて登場。
肩書きがアナウンス部長っていつからよ?ああ、國本良博さん、定年か。
こんな感じのしっかりした手提げをもらった。使えそうだから取っておこう、というおばあちゃんのような発想。中身はauの携帯のチラシ。


チーム・バチスタの栄光」の続編。原作未読だし、前作も見てないけど、その辺はあまりに気にならずに見れた。

医療ミステリーってことになってるけど、謎解き的な要素では満足できなかった。
謎は匿名の内部告発の手紙の差出人と、出入りの医療機器メーカー営業マン殺人事件。
ところが前者は、他にいないだろ、って人がその通りで。そりゃ現場にいた阿部寛にはいろんな情報が入ってきて混乱して、その中で消去法で探したらしいけど、スクリーンのこっち側ではその情報がないからね。差出人にふさわしい情報量が与えられてた人は他にいないんだよ。


だから逆に殺人犯の方には期待した。さっぱり分からん。
分からないはずだよ、お前かよ!そんな理由かよ!ってオチ。謎解きのカタルシスのカの字もない。


役者はみんなカッコよかったね。つーか阿部ちゃんとか堺雅人とか、山本太郎とか、高嶋政伸とか、俺の好きな人ばっかり出てる、ってこともあるけど、その期待に完璧に応えてくれてた。
男優の魅力だけで持ってる映画といってもいいかも。
うーん、いまこうやって名前を並べて気がついたんだけど、この人たちって一通りホモつーかゲイの噂が立ったり、同性愛の役を演じたりしてるよねw