創業・事業引継ぎ支援プロジェクト

あー、俺、俺。

それ、タイミングによっては俺だった。

静岡市清水区で乾物店「蒲原(かんばら)屋」を経営する金子武さん(69)が、店の後継ぎを公募する。希望者はワークショップに参加してもらい、グループ討論や面接を経て選ぼうというもの。金子さんは「この商売をなんとしても残したい。後継者探しの新たなモデルケースになれたら」と話す。

 後継者探しは、静岡商工会議所が支援。1月に開設した県事業引継ぎ支援センターの「創業・事業引継ぎ支援プロジェクト」として実施する。全国にも例のない事業の第1号だ。

 JR清水駅近く。97店が並ぶ清水駅前銀座商店街にある蒲原屋は1946年、蒲原町(現清水区)で育った金子さんの亡き父・弁次さんが創業した。

 金子さんが後継ぎを意識しだしたのは65歳の頃。「娘3人は家を出て家庭を持った。孫の誰かが継いでくれるとしても20年以上も先の話で、そこまでは頑張れない。元気でパワーのあるうちに、安心して任せられる若い人を育てて引き継ぎたい」

http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000001206060004

その後継を意識しだした頃って、ちょうど俺がエーツーを辞めた頃だわ。

その頃にこの話があったら、間違いなく応募してたし、他に候補者が何人いたってそれを蹴散らせるだけの自信もあるしね。


個人商店がどういうものかは分かってるし、ネットを活用した未来も見据えられるし、その提案力もある。「美味しんぼ」で培った食材の知識(w)は豊富だし、そしてなにより、自分で言うのもなんだけど、愛想があって外ヅラがいい。

当時は商売ってものが分かってなかったけど、逆にそこが教え甲斐があるように映るだろうし。




そっかー、金子さんは思いよりもしないだろうけど、俺があの店の後継者だったかもしれないのかー。

そこにはどんな人生があっただろうね。そしてどんな奴が俺の身代わりになるんだろう?