ホラー映画の出来事は実際に起きる

昨日の実話。ホテルの名前を出しちゃっていいのかどうか分からない。

あれ?このアフィリのリンクはなんだろう?


バーデン・バーデンがなくなって浜松の安宿を開拓中なんだけど、朝食バイキング付きで訳あり3,500円というのを楽天トラベルで見つけて泊まったわけだ。




フロントで鍵を受け取って302号室へ。

ところがドアが開かない。キーを挿して回してもカチャとも言わない。回して押すタイプかと思って押しても開かない。シラフだし部屋番号も間違ってない。

フロントに戻って事情を説明しても、「そんなはずはないんですが…」と言うのでついてきてもらって、判明した。ここは「開かずの間」だったんだ。

キーを回して全体重をかけてドアを押して、やっと開くという、立て付けの悪い部屋w





ここから恐怖の晩が始まる。以下、本当に実際に起ったこと。




夜中1時頃、ウォーーーーーーーという大きな唸り声で目を覚ました。唸り声がおさまるとヒィーーーーという女性の悲鳴がかすかに聞こえる。この悲鳴が何回も聞こえる。

そうなると壁には妙な赤いシミがあることが不審に思えてきた。不似合いな絵もかかってる。思わず絵の裏にお札でも隠されてないか、確認しちゃった。結局気のせい、とその時は思った。

するとまた女性の悲鳴が。

薄気味悪くなって、廊下から聞こえるのか確認しようとドアを開けようとした。全体重をかけて押したが、これが開かない!!!何回も体当りして、最後は蹴飛ばしてみたが、びくともしない。開かずの間に閉じ込められた!!!




フロントに電話しようかとも思ったけど、やめた。俺はこの手の設定のホラー映画が大好きで、全部お見通し。

フロントに電話して、つながらないだけならラッキー。つながったりなんかしたら新たな恐怖が始まるに決まってる。客全員が死ぬパターンなら、受話器から毒ガスが噴出して真っ先に即死だ。

深夜1時に過去に見たホラー映画の総ざらえをしているうちに、バタン!という大きな音の後に再び唸り声が!




ウォーーーーという唸り声、信じられないことにエアコンの爆音だということに。



ヒィーーーーという女性の悲鳴、そうだ、無料エロビデオがこのホテルの売りだった!!!!壁が薄いから聞こえてきたらしい。


そしていくら押しても開かない、閉じ込められたドア。よくよく考えてみりゃ外から全体重をかけて開けるドア、内からは引いて開けるわなw


とはいえ、全体重をかけてドアを押すのは簡単だけど、全体重をかけてドアノブを引くのは結構大変だったぜえ?全体重が握力にかかるんだから。



神秘体験とか超常現象とかもそうだけど、実際に起きるんだよ。今回だって俺だからこれで済んだけど、か弱い女の子がパニクって友達に電話かなんかして、最後に窓から逃げようと飛び降りて死んだりなんかしたら、怪談話だもんね。