楽天は現代の祭りであり、日本のアイデンティティである
楽天の通販ページはおそらく、日本人に染みついている口上芸、啖呵売の流れを組んでるんだろうなあ。
https://twitter.com/yoppymodel/status/1227445967215120386
昔、楽天のえらい人に「楽天の通販ページはなんであんなにゴチャゴチャしてんの?」って聞いたら「ABテストを死ぬほど繰り返しても、結局ああいうスタイルの売上が一番高い」って言われたの思い出すな。
— ヨッピー (@yoppymodel) 2020年2月12日
もちろん、そういうページを好きな人が楽天のメイン顧客だからってバイアスの可能性も認めてた。 https://t.co/jiP4n50uYh
おそらくここまで商売と密接に関わっている芸ってのは世界でも稀だろうと思う。
縁日なんかで出ている屋台は、単なる仮設店舗とは違う商売をしている。
海外なんかだと寺院の修復なんかは信者の寄付で賄うんだろうけど、日本では古くから祭りをやって、関連業者の売り上げからテラ銭をハネて修復費を出すようなシステムになっていた。
客もそれを承知で、非日常を楽しむ雰囲気代込みで割高な商品を購入してきた。
だから、楽天やドンキみたいにガチャガチャした雰囲気で割高な買い物をする文化が出来ているんじゃないかな。
ただ現実社会でガチャガチャした雰囲気を作るには、行動的な人がたくさんいることが前提だけど、今は疲れた年寄りばかり。ガチャガチャした雰囲気にならない。
だから客が引く、寂しい雰囲気になるから出店も引く、さらに客が引く、で感覚的に言えば今は毎年祭りのたびにどこも2-3割ずつ屋台が減っていってる。
楽天は現代の祭りなんだよ。
もう少しいうと、東京だって毎日が祭りみたいなもの。
だから楽天とか東京とかが賑わってきた。
それがダサい、という指摘もあるけど、日本で天下を取ってきたのは過去も未来も土着のダサい人たちだよ。
それがこの国のアイデンティティ。