資本主義は爆竹のように弾けて終焉するだろう
つーことでビデオブログ第1弾完成。
つってもPCのスペックの都合上、字幕を付けていくと画面が全然動かなくなる。カンでタイミングを計って字幕をつけた。
タイミングはよかったんだけど、白いボディにかぶって字幕が見難いだろうとピンク色にした配慮が完全に裏目。
字幕は白で通したほうがいいんだね。
なにせ画面が動かずにメクラの状態だったもんな。
あとはもう少し最後を刈り込めればよかったけど。
まあでもこんなもんか。
静岡市駿河区曲金、ネクストオイル
2008年6月30日
ネクストオイルは普段から安いことで知られる。
今日も近隣店が表示173円だったのに対して表示159円。
ガソリン値上げを控えて給油待ちの車が長蛇の列を作る。
屠殺される家畜たちのようにおとなしく並んでいる。
高騰しているのはガソリンだけではない。穀物も高騰している。
資本主義経済において市場は需要と供給のバランスの下に公平に成り立つという前提がある。
「需要が増え、供給に不安がある。
先物市場はそれを先鋭化して行き過ぎているに過ぎない」
しかし、それだけだろうか?
そんなたわごとをぬかしている今でも
富裕層と貧民との世界的な二極化が進み、富裕層のゼニが行き場を求め、
投機マネーとなって先物市場に流れ込み
先物市場を暴騰させ、ゼニは増幅し、増幅したゼニはさらに
行き場を求めて先物市場に還流している
ゼニは先物市場に流れ込み続けて、近代社会の喉元に刃をつきつけている
石油と穀物という喉に
1980年代、共産主義国の人々が同じように物資を求めて並んでいた。
独裁政党に権力を集中させた共産主義国は、銃で民衆を脅迫した特権階級が栄華を極め、
限界まで来たところで「ピクニック」をきっかけに崩壊して行った。
それから20年あまり、資本家に富を集中させた資本主義国はどうだろうか?
民衆は石油や穀物で脅迫されていないだろうか?脅迫者たちは栄華を極めていないだろうか?
資本主義は限界に来てはいないだろうか?
「共産主義は早死にするだろう。資本主義は爆竹のように弾けて終焉するだろう。」
(ラビ・バトラ)
先物市場は先鋭化して行き過ぎている。
市場原理によって、いずれはもとに戻るのかもしれない。
それまで資本主義が生き延びていれば、の話だが。
さあ、「ピクニック」の場所を探そう。