期日前投票に行ってネット選挙解禁に反対する。

昨日の静岡新聞の選挙情勢によると
「坂本氏、川勝氏競る」


坂本候補
「自民支持層の5割、公明支持層の5割近くに浸透し、民主支持層の一部からも支持」
無党派層の支持は2割ほど」
「県東部、伊豆地区で(略)3割近い支持を固めた」
郵政選挙で分裂した衆院7区で坂本氏支援でまとまっている」
「60代、70歳以上で坂本氏が3割を越す支持を固めている」


川勝候補
「民主支持層の6割を固めた。社民党の支持も厚く、自民支持層にも食い込む」
「30代、40代、50代で3割前後の支持」
「西部地区は先行し、東部、中部地区では坂本氏を激しく追い上げる」
「東部、伊豆地区では坂本氏に比べて知名度不足が否めない」


海野候補
無党派層で2割弱の支持を得たほか、自民、民主両党支持層のそれぞれ1割前後に食い込む」
「20代の支持を4候補の中で最も集めた」
「県中部で支持を広げているが、浜松市では川勝、坂本両氏に大きく先行されている」
「東部地区では(略)埋没しがち」


平野候補



全国的には自民党にお灸をすえる流れだけど、静岡に限っては連合の言いなりになってる民主党にお灸をすえるべきだと、海野徹が完全脱落した最悪の場合は坂本由紀子に投票することも考えた。
もともと民主党石川嘉延対立候補を出すというのも、静岡の事情じゃなくて国政がらみの理由だしね。
それでも対立候補を立てようとしただけでも、やっぱり自民党よりはマシかと。


でも60代以上の8割が投票先を決めているのに対して、20代は7割、30代も5割は決めてない。決めてない世代に海野が強いということは、思いがけない結果が出る可能性も否定できない。
そうである以上、石川嘉延を支えてきた自民党民主党ではなく、反石川で公開討論会でパーフェクトだった

静岡県知事選挙公開討論会
http://d.hatena.ne.jp/RRD/20090609/1244554017

海野に投票するべきだろうと。

とはいえ、現実的には最近の海野徹の遊説先を見ても分かるとおり、静岡市内が中心。
これは次期静岡市長選挙をにらんでのことと思う。次期静岡市長選挙でも、連合は海野とモメるだろうし、そのときのためにも静岡市では海野>連合だと見せ付けておく必要がある。


だいたい自民対民主というアニメオタクが好きそうな敵味方の2元論を語る奴って、第3の選択肢を封じ込める意図を持ってる奴だし、信用に値しない。
郵政選挙の時だってそうだったじゃん。民主党という選択肢を封じ込めるべく、小泉改革vs守旧派という構図をでっちあげて自民党圧勝。
ということで期日前投票してきた。




最初に県知事選挙のことを書いたのは、また石川が張り切ってるのに民主党が分裂した頃だった。そのころは

海野じゃなくても全然いいんだけどさ
http://d.hatena.ne.jp/RRD/20090317/p4

と書いたけど、結局海野しかいなかった。


ネットでは小泉改革に浮かれた連中と似たような雰囲気を持った連中が、盛んに海野叩きをして、「海野に入れても死票!」とか叫んで回ってる。逆に川勝の教え子を妊娠させたと騒ぎ立てるコピペを貼って歩く奴、坂本の政務官辞任の一件をあだ名をつけてからかう奴。
しかも県内事情をまったく分かってないトンチンカンなオタケビをあげてたり。


ああいうのをみてると、やはり匿名になりがちなネットの選挙活動は厳しく制限をするべきだと思う。
本来なら候補者本人のネット活動を認めて、匿名のクズを排除すればいいんだけど、それは現実問題として不可能だしね。


だとすれば、ネットから選挙の情報を得るような風潮を作らないのが一番。
たとえば、「海野徹」でgoogle検索をするとこのブログが一番上に来るけど、アクセス数は告示直後に3桁あったものの、今では30アクセスぐらいだし、2ちゃんねるのスレッドにリンク貼られたってアクセスは直後に20くらいある程度。
県民の生活と関係ないガキとキチガイと県外の支持者が、いくら頑張って工作したって影響力はたかが知れてる。
このぐらいでいいんじゃないの?