夏が終わった〜吉田高校書道部・巨大書乱舞

俺だっていい大人なんだから、夏なんて何回も(無駄に)通り過ぎて慣れてるはずなんだけど、でも夏が終わりそうになると、あー夏が終わっちゃう、ってちょっと感傷的になる。
まして何回も夏を体験してない中高生の頃なんかだと、夏が終わっちゃうってのは人生が終わるに近いような一大事だった。


青葉公園で吉田高校書道部が巨大書乱舞と称してパフォーマンス書道の公演をやってたのに行き会った。

水をも弾く生気あふれる女子高生の肌に、振り回す巨大筆から撒き散らされる漆黒の墨しぶきが浮かぶ。なんだろう、なにかこの夏の昼下がりに健全に繰り広げられる書道部の部活動の発表が、どうにも女子高生が汚されてる感満載の、時としてエロティックな空間にも思えた。
これはビーチバレーの浅尾美和に通じる、健康的なエロだ。


下級生の打ち鳴らす太鼓にあわせて、紙と心に文字を刻みおろしていく。




また、こういうときに限ってmicroSDカードを編集のためにはずしてて動画を撮れないんだよなー。静岡朝日テレビのカメラが入ってずっと撮影してたから、なにかの機会で見れるかもしれないけど。


真っ黒になった女子高生の足の裏、萌え〜。(しかし最近「萌え〜」って聞かなくなったけど、死語か?)



この夏最後の公演で、3年生はこれで引退、という挨拶。

下級生から送る言葉。

俺の今年の夏は、来年も似たような夏だけど、彼女たちの今年の夏は二度とない夏。そして今日、夏は終わった。