チンゲ

中町の交差点のあたりをほぼ毎日通るんだけど、そのたびにある店に非常に違和感を感じてた。
最高級喫茶・礼門つーんだけど、外から見るかぎりいかにも安っぽそうな古ぼけた喫茶店。最高級なのは値段だけじゃねーの?
ちなみにこの店のホットサンドを食べた犠牲者のブログより引用。

壁がガラスなのに、シートみたいなのが貼られていて中の様子が分かりません。
ヤクザが営業してる雀荘みたいな雰囲気です。
(中略)
食べるとなんと具はお好み焼きの中身みたいな、キャベツの千切りとハムをマヨネーズとソース(もしかしたら醤油だったのかもしれません)であえたみたいなものでした。
マヨネーズの酸味がキャベツの水分と混じり合って、ここ数年食べたことがないほどグレードの高いまずさでした…

http://tk84.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/14_c3bc.html

だそうな。
これを読んでたから入るつもりもさらさらなくて、でもなんかひっかかる。
今日、ふと看板を見て初めて違和感の正体を認識した。

コーヒーゼリー「ガ」
のむコーヒーゼリ「 」に
チンゲ


人間の認識力ってのはすごい。読んで理解してなくても、無意識に目に入っただけで本来あるべき文字との違いに気付くんだね。
いや、気付いてないか。無意識のうちになんかの脳内反応があって、それを漠然とした違和感として認識してる。
だから直感とか、なんとなく嫌だな、とかって雰囲気を感じた時、それが案外正しかったりする、そんな時には無意識のうちになにかに気が付いてるんだろうな。