吉凶相央 - NOW HERE

タロカフェインで日がなごろごろしてた12月30日は、元はといえば「私も京都に行く！」と言った2人のうち、某Qさんと高山寺に行く心づもりだった日。結局来なかったけど、やっぱり静岡と京都は新幹線で2時間弱、そう簡単に来れる場所でもない。
まあこれで2人とも来なかったわけで・・・と迎えた大晦日、阪急河原町駅近くの喫茶店でモーニング食ってたら携帯が鳴った。来ないと言ってた某Fさんから
「今ねー、京都v」
昨晩思い立って来て、今日はすでに嵐山にいて午後には静岡に帰るとか。フットワーク軽いなー。

俺の方はと言うと、年越し準備に追われる街の様子とミステリースポット巡りというワケの分からない組み合わせ。
錦市場に行こうと寺町通を歩いてると蛸薬師で炊き出しをやってるようなので寄ってみた。

小学生の女の子が「はい、どうぞ」と割り箸を渡してくれると自然に「ありがとう」という、なぜか「とう」にアクセントが来る関西っぽい言葉が出てきた。
大根は油揚げの味がよく染みててシンプルに美味かった。本尊様に見事なまでにバカでかい大根がお供えしてあってなんか笑えたなー。
この大根炊きってこっちではメジャーなイベントらしい。複数の寺社で時期はそれぞれだけどやってるらしいし、1月2日に行った上賀茂神社でも鳥居の前でやってた。

錦市場もいいけど、三条商店街も生活の匂いがしていい。つーか錦市場と値段がぜんぜん違うよな。
俺の好きな「味いちもんめ」では錦市場が生活の場として描かれてたけど、今はすっかり観光地だもんなー。観光客で身動き取れない中、地元の人が自転車を無理矢理通してたりして、なんかどうもすみません。

このあたりでミステリースポット巡り用に買った「京都・魔界巡り」を紛失したことが判明。

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どっかで昼飯でも食いながら読もうと思ってたから、あまりよく読んでない。あんまりそういうところに近づくな、というメッセージなのか？
とりあえず覚えてるところには行こう。

北野天満宮はすでに梅が咲いてた。初春って感じでいいなー。
千本釈迦堂から千本えんま堂へ。名刹の雰囲気漂う千本釈迦堂に比べて千本えんま堂は街中に馴染みすぎ。閻魔様はなんか年取った間抜けなセントバーナードみたいな顔してる。
ちょっと淀んだ雰囲気を感じた白峯神宮。大将軍商店街妖怪ストリートを探して迷子。新しくてピカピカでなんかかっこいい晴明神社から一条戻橋を夕暮れに見て、タロカフェに戻る。

オーナーの友達の差し入れで鍋パーティ。信じられないだろ、ゲストハウスで振舞われるんだぜ、これで。まあ、大晦日限定だろうけど。