「包囲:デモクラシーとネオリベラリズムの罠」

静岡市清水文化センター中ホールで12:30の回。客入りは20人ちょいと意外な入り。下手すりゃ貸切でもおかしくないと思ってた。
清水映画祭の一環での上映。上映後のシネマトークと称した対談でも、主催者の上田紘二さんが「お客さんが3人ぐらいしか来ないんじゃないかと思ってた」と言ってた。

2009年の山形ドキュメンタリー映画祭グランプリ作品。インタビューをつなげた構成、という事前の知識はあったものの、本当におっさんおばさんがバストサイズで語るだけで160分が過ぎるとは思わなかった。


内容は・・・映画じゃなくてもいいんじゃねーの?という感じ。本に書けばいいでしょ。
要するに新自由主義の成り立ちから仕組みと影響、そして目的。
「神の見えざる手」が働く市場原理は一見公正なように見えて、実は巨大資本が世界銀行WTOを利用した他国を支配する手段として使っている、と。そして地球を包囲している、と。新植民地主義という言葉で表現していた。


ネットなんかでは珍しくない言説だよね。